ごきげんよう！リラッサンテのちか先生です。
リラッサンテでは、マッサージの最中に足裏を触ることが多いです。
英国式リフレクソロジーはもちろんのこと、こりほぐし、タイ古式王宮マッサージ、クリニカルアロマトリートメント。全部ですね。足の反射区、形、温度などをみています。体調が足の裏ですぐわかるんですよ。
その中でも一番よく長くさわっていくのが、英国式リフレクソロジー。
最近は、年齢に関係なく、足のトラブルを抱えている人が増えました。
日本人のデータでは、主に靴が原因と言われています。
扁平足＝土踏まずがない人のこと、凸凹が控えめな方が増えています。
さらに浮き指といって、地面に指がついていない子供も急増しています。
他には、外反母趾ですね。これも窮屈な靴やヒールなどで足に負担をかけている人に現れる症状です。
今日は、この中でとても多い扁平足についてのお話。
土踏まずがないという状態は、どういう状態かというと、
歩行したり､立っているときも､地面に足底が全部密着しています。
足というのは、地面をバネにして瞬間的に蹴り出す、押し出すような感じで歩いています。走る時はもっと衝撃が足底に当たります。
しかし、これって足底だけの影響じゃないんです。そう､足の底がたくさん密着しているということは、その衝撃は足底だけでなく、膝、腰にまで衝撃がいくということなんです。だから土踏まずがあることで、バネになり、体の負担を軽減しています。
扁平足の人は、膝痛、腰痛の人がとても多いのです。だから改善して欲しいと思います。
扁平足って直るの？？
はい。あることを始めるとできるんです、土踏まず。
その名も！足指じゃんけん。
ぐーとパーだけ練習して下さい。チョキはやっていく過程でできるようになりますので、今回は説明を省きます。
最初はこれだけでも動かせていなかった人にはきついです。足指なんて日頃動かすことが少ないです。つった！つった！ってなります。それもやっていくうちにつらなくなります。
私の子供の頃はビーサンが主流だったのですが、現代の子供たちは、ク○ックスなど足の指を使うことがない靴を履いていますよね。足の指を使うってすごく脳を活性化します。下駄や草履もほとんど履きません。たまに履くと難しい！なんていう時代ですから。
実は認知症予防にもいいんですよ。脳を活性化するのは誰にでもいいことなんです。
例えば、ぐーで、足指の関節を丸めます。あなたの指はちゃんと、第一関節も第二関節も曲がっていますか？まっすぐ曲がっていますか？何度かやっているうちに、曲がらなかった人もちゃんと曲がるようになってきます。
今度は､指の付け根下のあたりに骨がぽっこりでていますか？
見本は手です。ぐーをしたら、指の下あたりに骨がぽっこりでていますよね。それを作る練習です。
たまに元から足指が柔軟な人は、きれいにぽっこりと骨も出ている人いますよ。
それはいいことなので、出ていないところを出るようになるまで、ぐーを練習しましょう。ちなみにリラックスして、力を入れすぎないようにね。
次にパーは、指と指の間を広げます。こちらも見本は手ですよ。見ながらやるのも良し。あまり指をそりすぎないようにしてくださいね。
こちらもなんとなくできる人がいれば、次に！
指の独立です。
手のように親指だけ折って、人差し指だけ折ってとかやっていくんですが、
これはあまりに高度なので、最初は、
親指だけあげて、４指を下げる。親指をおろして、４指を上げるという練習を。
次に、親指と小指をあげて、中の３指を下げる。その反対。
そのうちに指１本１本が独立してきます。
すごーーーく難しいです。ここまでできる人プロ級ですよ。ヨガの先生から習ったので、ヨガの先生はできる方多いですよ。
どのくらいでできるかは、個人差があるので、なんともいえませんが、
今からはじめて変化がちょっとでてくるのが、２．３年ですかね。
私は扁平足じゃないですが、脳の活性化のために毎日座っている暇なときに、ぐーぱーやっています。テレビを見ているとき、座っているとき、勉強しているときもできますね。ぜひ練習して、いつか扁平足にさよなら！