汗ばむ季節の体臭は、とても気になります。
では、いったい何が体臭の原因になるのでしょうか?
体のにおいとは、皮膚に元々ある細菌が汗の成分を分解する時に発生します。
その分解物から発生するのです。
その細菌は「グラム陽性菌」というのですけど、
健康な皮膚に発生するものの大部分を占めています。
女性特有の酸味のある匂いはこのグラム陽性菌の小球菌によるものです。
ちなみに男性特有の刺激性の鋭い匂いは、男性ホルモンの分解産物で、
「親油性ジフテロイド」という成分です。
これは、男女のおおまかなにおいの成分であって個人は1人1人はまた違う匂いがあります。
まあ体臭は様々ですが、これはあくまで体臭であって、デオドラントが必要なレベルか否かは、また別問題です。
今日は「食べ物編」です。
実際にそれぞれ人は食べているものが違うので、その食べ物によって体臭も変わってきます。
食べたら身体の中で毒素を分解して要らないものが汗になるわけです。
例えば、にんにく、お酒、玉ねぎ、たばこ、嗜好品など・・常用している薬、甲状腺機能低下、ホルモンの乱れなどによって体臭は強くなります。
では、体臭を出さない食事ってなんだろう?
嗜好品(お酒、ニコチン、カフェイン)や砂糖、辛い香辛料、油脂、玉ねぎ、にんにくなどは体臭の原因になりますので、果物や野菜など体臭を出さない
アルカリ性の食材を多く摂るように心がけましょう。
そして、水分。
汗が濃厚になるのは、水分摂取量が少ない事が問題です。
水分は充分に摂りましょう。