セルフケア⑦中腰&足組み、やめマッスル!

ごきげんよう!ちか先生です。

肩こりが改善されたら、大体の方がこういう風に発言されます。

少しずつ運動しなかんねぇ。ちゃんとメンテナンスしなあかんねー

そう!適度な運動は体に良いのですが、凝り固まっている人には、運動はお勧めしません。運動するには、タイミングというものがあるのです。
どうせやるなら、効率の良い運動をして欲しい。せっかくやったのに、効果ないなんて悲しすぎますからね。効果ないだけならいいのですが、体の硬い人がむやみにストレッチを一生懸命やり過ぎて怪我をするなんてことは避けたいですね。

だから、とりあえず運動じゃなくて、日頃ついやっちゃう癖をやめてみるとこから始めましょう!
その2大癖の2つは、中腰と足組みです。

中腰は、体の使い方によってはやめなくても大丈夫なんですが、
背中を下部の作業をするときについ腰を折る、あれです。
無意識にやり続けていると、いつかぎっくり腰になります。

私の初ぎっくり腰年齢は30歳でした。最近は若い人もなるんですよね。
私は昔、音楽関係の子供相手の仕事をしてました。そうエレクトーンの先生だったのです。下は3歳から私の母より年上の方まで幅広く教えていました。大人には目線が同じだからいいのですが、子供にはどうしても目線が下に行きます。加えて、エレクトーンって腰で支えて両手、両足、足先、太ももなどにスイッチがあるため、すごい姿勢で長時間演奏します。足腰ガタガタでした(^_^)だから、しょっちゅうやってましたね、ぎっくり腰。体の使い方を知ってからは、やらなくなりました。

座り仕事の人も、立ち仕事の人も、すでに腰が弱ってます。そこで、中腰のようなポーズをすると、すぐになります、ぎっくり腰。
膝が痛い人も本当に多いですね、ほんと、ついついやっちゃう中腰なんですよ。これをやめましょう!

えー、そんなことできるの??
中腰しなくても生きていけますよ。
中腰すると、重心はすべて膝に、背中と腰の重力が乗っかります。
数字にすると体重の3倍と言われています。

この部分の筋肉が強かったり、鍛えていたり、体幹が使える人には問題がありませんが、大体の人は無意識にやっているので、低位置に自分が下がりましょう。
スクワットですね。体を折り曲げる前にまっすぐ下に位置を変えるだけです。
もしくは、子供さん相手とか下の方の作業をする場合は、いっそのこと、しゃがんでしまいましょう。これでOKです。
これは実際にぎっくり腰になってからも使える技でもあるので、やってみましょう。

体幹が使える方は問題ありません。鍛えている人でもなるべく体幹を使って下さい。いつか疲労するので。

そして、足組みです。
これは病院などに行かれても口酸っぱくして言われることです。
足組みは、真ん中に重心がとれなくなってきたら、重心バランスをとろうとして、やってしまいますが、足を組むと骨盤がゆがみます。だから禁止ーー!です。

たまに左右ともやればプラマイゼロと思ってる方もおられるようですが、
器用に左右対称に組めるはずもないし、組むことがそもそもだめなので却下します。これは癖になってる場合もあるので、意識すればやめられます。
からだがゆがんできたサインだと思って、メンテナンスにお越し下さいませ。

さて、体幹を鍛えるポーズがありましたね。
そう!セルフケア①をお読み下さい。①に戻るですね。あれをやりながらでしたら、背中と腰は痛めません。だから中腰も足組みもしないことが大事です。
そして、真ん中重心になるには、内転筋を鍛えるポーズ。セルフケア②、③こちらも復習してください。

筋肉のために、やめマッスル!

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