痛みとだるさに引き続き、痛みとこそばいです。
こそばいって京都弁でくすぐったいのことです。
以前、情報の一部として、マッサージをしたら、こそばいからダメなの!っていうお客様や友達、知り合いがいました。
うちのお客様にもそういう方がいらしたのですが、ちょっと特殊な動きをする方だったので、現在は来られていませんが、異常な過敏症の方がたまーに、いらっしゃいます。
くすくす程度ならいいのですが、体全体にすごい力が入って他の体が動き暴れてしまうような動きをされる。声は、あはははなんですけどね。だってこそばいんだから。
先日もご新規のお客様の中に同じ反応をされる方がいらしゃって、考えさせられました。 だって、マッサージに来られているのに、マッサージが出来る状態じゃないっていう。とても不思議な状態だからです。
お身体の状態は、お若いのに、どんだけーーっていうくらいの硬さ。
もちろん心臓のお薬も、血圧のお薬もホルモンのお薬も飲まれていません。
マッサージは初めて来られたということなんですが、びっくりするほど硬い。 上半身だけとかじゃなく全身がカチカチです。
もっと早く来ないといけなかったね、この硬さは尋常じゃ無いよ。よく今までしんどくならなかったねー、頭痛とか起きなかった?と、お聞きしても、
頭痛はないです。とのこと。
ふむふむ。。。でもこの硬さなら、もう感覚さえもぶっ飛んじゃってるよねーって本当にそういう硬さなんですね。 あまりにしんどくて来られたので、なんとかしてあげたいのですが、お身体に軽くポンと置いただけでも、すごい暴れようなんです。これは困ったぞ。
例え話>ある痩せて栄養不足な人が、栄養を補うためにレストランへ。
レストランでは料理人が腕を振るってごちそうを出します。しかし、その痩せた人は、お腹が減っているのに食べたくないという。せっかく作ったので、温かいうちに少しでも食べて下さいと料理人。とりあえず口に無理矢理入れてみるが、やはりいらないと帰ってしまった。痩せた人は、お腹が減ってレストランに行ったのに、栄養を補給できなかった。
これは今の私の心境をストーリーにしてみました。
ごはんが目の前にある、お腹減ってるのに食べない。→もしかして病気??料理は栄養満点。料理は食べられなければ、おいしいこともわからないし、栄養にならない。 マッサージも人に触れないと出来ない。ほぐしてあげられない。こそばいだけでなく、お身体をバタバタ。。。力が異常に入ってカチコチだ。力が入らなくてもカチコチだから、どんだけカチコチやねん!!ていうカチコチ。
3日後にお越しになった時に温めてみました。
そしたら変化が見られました。さっきまでこそばかったとこが、痛いですと!! おーーーー良かったですね良かったんか、微妙だ
(射手座→だじゃれてみました)
それで、痛覚のことを調べてみました。
痛みの種類って5種類あります。 痛覚、触覚、圧覚、温覚、冷覚です。
痛いって思うこと、触られたと思うこと、圧されたと思うこと、熱いと思うこと、冷たいって思うこと。
しかし、この中には、こそばいはありません。
そして、痛みを受けて、脳に到達する電気信号も3種類で、
傷を受けた、どこかに打ったみたいな機械刺激、
熱い、冷たいなどの温度刺激、
化学的物質による炎症である科学刺激。
じゃあ、くすぐったいってなんだろう??
でも痛覚の一種といわれています。
同じような姿勢を続けている人や、緊張が続いている人、冷え、筋肉が硬い、血行が悪いのが主な原因です。
ということで、私は危険信号の順番をこうつけました。
いた気持ちいい→痛い→こそばい
つまり、超赤信号やないのーー!!って状態です。
まあ、そう言っても、無意識の行動になるので、どうやったらそのこそばいはとれるの?って事ですが、まだ解明されていないのです。
ひたすら時間はかかるけど、こそばくない!という意識を向けて、
最初はやっぱり我慢はしないといけないかもね。
でも、温活アイテムのあるリラッサンテなので、やはり温める事をやっていくのがいい!
温めるだけではダメだけど、ほぐすことも少しずつやっていくしかないね。
感覚過敏っていう言葉もあります。
ストレスから来ているようですよ。人間って繊細ですね。
あのお客様も懲りずにまた来て欲しいな。私もできる限り、助けてあげたいと思うけど、 ただやっぱり信頼関係大事ですね。こちらの提案しているお勧めなどは、一旦信じてやってほしいなと、前回お伝えしたのです。来て下さるといいですが。。。
痛い、とかこそばい、とかで、自分の体ってどうなってるの?ってきっと思われていると思うだろうけど、 これはそのお客様にも読んで欲しいし、そのような状況になっている人にも読んで欲しいなあと思います。
また日々、研究だ!!奥が深い・・・