この言葉を誰しもが1回は聞いたことがあるのではないでしょうか?
私がよく皆様にお話しする、施術後の好転反応についてご説明しています。
漢字の状態からするととてもいい反応のような気がしますが、実際に来る反応はどちらかというと不快な状況の方が多いです。
施術後は血行が促進され老廃物を押し出す力が増します。スイッチの切り替えのようにオン、オフでスッキリしたら簡単でいいのですが、人間の体というのは本当にデリケートで複雑なのです。
体が硬い人が柔らかくなってスッキリした!という感じはあるかと思うのですが、それは筋肉が解されて楽になり体が軽くなり動かしやすくなったからです。
それとは別の場所で体のリンパというものが全身に巡っています。リンパマッサージ、リンパトリートメントなど、オイルのトリートメントは主に表面層を軽擦することで鬱滞した老廃物を押し出してクリアにしていきます。リンパトリートメントは、リンパを流すことが目的の施術なのでリンパがメインでお体の流れをクリアにしていきます。
リンパは別にこりほぐしやタイ古式でも間接的ではありますが、血行が促進されて代謝が上がりますのでもちろん流れやすくなります。目的が違い、筋肉を柔軟にして行くのがほぐしになります。
それではここで、クイズです。
血液はどのくらいの速さで全身を巡るかご存知ですか?
答えは、1分です。
リンパは、どのくらいの速さで全身を巡るかご存知ですか?
答えは、24時間です。つまり1日かかります。
しかしながら、全身を巡って完全にクリアになるか?というと、これはその方の習慣、食生活、運動量、疲労度などにより変わります。
毒を溜め込んだような生活をされている方は、1周してもクリアになりきれず2周目、3周目に残してしまいます。
では、好転反応についてのお話に戻ります。
リンパが巡る速さや、老廃物が体に溜まっている人は、何周もする。何日間か好転反応を感じる日が続くことがわかりました。
好転反応とは、体の中の老廃物を押し出す効果が促進されることなので、老廃物が体を巡ってからクリアになっていく=好転反応して行くんです。
ではどんな反応なんでしょうか?
鼻水や咳などの粘液が出やすくなる。
体がだるくなり眠い。
肌に染みができやすくなる。
便通が良くなる。
汗が出る。
痛みが増す。
吐き気が起こる。
これらが全て好転反応で、他にもあります。代表的なものを出してみました。
もちろん全ての方に必ず好転反応が出るか?と言うと出ない方もおられます。
出ていても気づかない方もおられます。
私がよく聞く好転反応は、眠くなる。体が重くなるのでもう少し揉んで欲しい!こう言う症状の方が多いです。私自身も眠くなると言うのはありました。
眠い、あくびが出る。。などは、体が休めと言うサイン。その日は静かに休みましょう。1日でスッキリしますので時が過ぎ去るのを待ちます。その通りで朝起きたらスッキリしています。人間の反応は数値ではないので、一般的には夜寝て朝起きたら大概スッキリしています。お客様からもそういうお声を何度もお聞きしています。それって、だいたい12時間、半日になります。それでダメな人はやはり1日お待ちください。それでやっと24時間ですね。
これが、2日もあったり3日目まで残ったりする方というのは、かなり老廃物を溜め込んでいる方、日頃からメンテナンスを定期的にやってない方、ご自分が今までメンテナンスをして来なかった方なので色々と不安になってしまいますよね。でも大丈夫です。それをすぎるとスッキリしますので安心してください。
どうしても、だるい、また揉んで欲しいと思ってよくご相談を受けますが、rilassanteでは、LINEのチャットでアフターフォローカウンセリングも受けていますので、いつでもどうぞ。大概もう少し待っていただくと改善しますので、とアドバイスさせていただき、その通りになり楽になりました。と口コミもいただいたことがあります。念押しに来ていただくことも可能ですが、なるべく少し待っていただく事をお勧めしています。
老廃物を先に押し出す、その後クリアになると言うのが、体の仕組みなんですね。だからスイッチのようにオン、オフではない。
それが好転反応。
これは、毎回起こるわけではなく、先ほども申し上げたように定期的なメンテナンスを心がけていると段々酷いものは起きなくなります。つまり流れやすいお体に変化して行くからです。
だるさ、眠さなどは、筋肉なども触っていますので、どうしても体が休ませようとさす動きが出るため、こちらに関してはメンテナンスを繰り返してても、出ます。それも人間の仕組みです。
このように体に悪いものを体外に出して、人間は自分で治癒していきます。これが自然治癒力です。神秘ですね。これは静かに流れるのを待つしかないです。ご自分の体が動いている証拠です。これを機に自分に対して目を向けて体の変化に意識を向けてみましょう。