ちか先生とハーブ
ハーブとの出会いは、2019年に滋賀のおごとハーブガーデンと出会ってから深くなりました。
ハーブガーデンは近畿でも色々とあり、rilassanteの庭の苗なども手に入れに色々とまわりました。rilassanteの小さな庭にローズマリーとレモンユーカリを植えたのが始まり。
正直園芸には向いていないです(笑)何よりも虫が嫌い。そんな私が2019年からガーデニングをやり始めた。
アロマ精油やハーブを商材として購入するのは簡単です。今まではそうしてきました。しかし、実際に生えているハーブに触れるうちに、生きているハーブのひたむきさ、健気さ、強さなどを感じて、実際に植えたり、出来たものを使ってコスメにしたり、チンキにしたり、石鹸に入れたり、料理にしたり。。。。
昔薬がなかった時にハーブを使っていた時代があった。影響を受けたのは、海外ドラマにアウトランダーという200年前にタイムスリップした主人公が看護師だったのだけど過去の世界では治療師として時代を行き来するスコットランドの時代背景の中過ごす、というあらすじなんだけど、そのドラマの中にハーブがたくさん出てくるので研究していたら、すごく楽しくなって、どんどん調べるようになった。このハーブの成分からアスピリンが発見された!とか、この薬草にはこんな効能がある!とか、成分組織がわからなくても昔の人は色々知っていた。これは子育て時期に習ってた自然療法、陰陽調和料理の世界にも共通している。こういうのって世界にも共通している。日本では、昔ながらのおばあちゃんの知恵袋的な手当てのこととか、これが海外ではマクロビオティックとかベジタリアンスタイルとか、インドに行ったらアユルヴェータとか、どれも基本は同じ考えを持っていて、とても学んでいると楽しいです。
ラベンダーの逸話とかも歴史上では有名ですね。化学者が実験中に偶然火傷を負って、そばにあったラベンダー水に手をつけたら、火傷の治りが通常より早かったことから植物の力を研究してアロマセラピーが生まれた。。。この元は、ラベンダーの効能。つまり植物の力。植物が人間に与えてくれた奇跡。でもこの奇跡は、ラベンダーが生きていくために出てくる成分。食べられないように、なくならないように、生きていくための成分。
花たちは、虫に生かされているし、虫も花に生かされている。また虫による害もあるわけで、、生存競争しながら強くたくましく生きている植物、動物などの地球上の生物には驚かされる。大袈裟ですが、そんないろんな奇跡を改めて体感していきました。知っていてもなかなか目の当たりにする機会は少ないですよね。
いろんな本を読んだり、アロマの勉強で歴史を習ったときに何気に出てきたヒルデガルトさんの精神。生活にハーブや手作り暮らしを楽しまれている京都大原のベニシアさんのファンです。急に気になって色々と調べたら面白くなって、アロマにしてもハーブにしても、結局元のところは植物なので、植物自体を知った方がいいなぁと思うようになり、無謀ではありましたが、おごとハーブガーデンで勉強したあと、挿木に挑戦したり、種を取ってみたり、石鹸教室などで蒸留水のことなどを知って、実際の植物を使って蒸留器を購入して蒸留水を作ってみたりして、生活がハーブで一変しました。そして、アロマ精油は脂溶性成分、ハーブは水溶性成分。使い分けして、生活に取り入れたいものです。
急性の症状では、薬が必要ですし、病院に行くことは必要です。しかし、生活習慣的な症状は、毎日の積み重ね。
私は薬に弱いこともあり、薬害に苦しむことが多かったです。抗生物質とか合わないんですよね(^◇^;)ほんと、困った体ちゃんです。ハーブティを飲んだり、ハーブチンキを使ったり、ハーブを使った料理とか、振り返ると知らない間に色々と季節を感じ、ハーブと親しんでました。時間がない、場所がない、そんな世の中で、今自分の周りにあるもので、生活にたくさんハーブを取り入れたいと毎日ワクワクしながら、植物と寄り添うことを続けていきたいです。